SEOでも重要な要素であるページ品質。コンテンツの品質も大事ですが、実はE-A-Tと評判に大きく左右されます。詳しく見ていきましょう。

ページ品質で重要なE-A-Tとは
Google検索品質評価ガイドラインに定められている、ページ評価指針の一つです。言い換えると、Googleが考える「いいWebサイト」の基準です。
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
E-A-Tを詳しく解説
E-A-Tについては別の記事で詳しく解説しています。
こちらも合わせて確認してくださいね。
ここからは2021年10月19日にアップデートされたGoogle検索評価基準ガイドラインの「変更点」「追加点」を解説していきます。
ページ品質を決めるレピュテーション
レピュテーション=評判
最新のGoogle検索品質評価ガイドラインを読んでいくと「評判」に関する記載がかなり多くなりました。
- Webサイト評判
- 著者(Webサイト製作者)の評判
評判はページ品質を決めるとても重要な要素です。
・いい評判が多いと、上位表示されやすく
・悪い評判があると、上位表示されづらい
悪い評判の例
ニュースサイトなのに誤った記事が多く、不正行為や財務状の不適切な処理が掲載されていたWebサイト。
→このWebサイトは最低評価とされています。
どれだけ専門家であっても、信用できない場合は評価を得れないということです。
「医師の免許を持っていても、評判が悪ければWebサイトも評価されない」と言い換えられます。
評判重視と考えられる根拠
反ワクチンを発表した医者に対して、専門家が反発。発表した医者は大炎上したことがあります。
→結果、翌日からWebサイトへの流入が激減
Webサイト製作者の評判が検索順位と密接な関係にあることが明らかになった事案ですね。
ページ品質に重要な著者の情報
Webサイトの著者、運営者、責任者の情報は必ず明らかにすること。
2021年10月19日にあったGoogle検索品質評価ガイドラインのアップデートで大幅に書き直された項目です。
具体的に必要な要素を書き出しますね。
- 著者情報が書かれたページを用意
- 著者情報には経歴を書く
- SNS等、著者情報がわかるリンクを貼る
評判はどうやって評価している?
Google検索品質評価ガイドラインには「評判情報の探し方」についても記載されています。
Googleの検索バーに下記方法でドメインを打ち込む。ブランド名 -site:ドメイン
ブランド名:自分のサイト名や商品名を入力。
ドメイン:Webサイトのドメインを入力。
https://yourself-web.com/
だったら
自分でSEO対策 -site:yourself-web.com
で検索
ブランド名 + 評判などでも判断しています。
自分で対策 評判 -site:yourself-web.com
この検索結果がWebサイトの評価基準につながると考えて良いでしょう。
口コミなど、あなたのWebサイトもチェックしておくほうがいいですね。
どんな評判が高評価につながる?
口コミやレビューでの良いコメントはもちろん、専門的なサイトで記事にされていると評価が上がる傾向にあります。
さらに、Wikipediaはとても重要視されていて、何が書かれているかで大きく左右されます。
あなたの取り扱うブランド名が著名になったり、法人化している方は一度チェックしておく方がいいですね。
ちなみに評価者はWikipedeiaで過去の受賞歴など、経歴を重要視しています。
ここから読み取れるように、あなたのWebサイトも著者の情報に経歴はしっかり書いておきましょう。
評判やE-A-Tを上げる裏技は?
裏技は他のWebサイトやYouTube、セミナーなどでちょこちょこ見かけますが、おすすめしません。
なぜなら、Googleはもちろんそんなことを望んでおらず、必ず対策を打ってきます。
Google検索品質評価ガイドラインからGoogleの考えていることを理解し、同じ方向性を向いてWebサイトを制作・運営することが大事です。
例えば、企業Webサイトの方がE-A-Tが高い傾向にあります。
なので「co.jp」のドメインでは評価が上がりやすい傾向にありました。
企業ドメインの配下にサイトを移設することでE-A-Tの上昇を狙う・・・なんてWebサイトも見かけました。
ですが、先日のアップデートでアルゴリズムが変わり、重要度が薄れています。
Googleは日々、正しく判断し、ユーザーに最適な検索結果と情報を表示させるために、あらゆる施策を打ち出しています。
唯一、裏技があるとしたら、それはガイドラインにのっとり、地道に運営することです。
それではまず、あなたのWebサイトの著者情報をリライトするところから。がんばってください!